2017.05.11
【靴のサイズ ②足囲】
靴のサイズでよく話題になる「E」の数は靴の足囲(太さ)のサイズです。足囲とは、足の最も太い位置といわれる母趾と小趾の付け根を通る足のまわりの長さのことです。
日本には、その靴にぴったり合うような足のサイズを規定しているJIS(日本工業規格)サイズというものがあります。このサイズ表に足長と足囲の数値を当てはめると該当する靴のサイズが求められるようになっています。例えば、足長・足囲ともに23.3㎝の女性なら、足長サイズ23.5、足囲サイズ E(231㍉) EE(237㍉)です。
足長と違い、足囲はサイズ表の数値を中心値とし最も近い数値を選ぶので、この場合「E」としてます。母趾と小趾の付け根がしっかり固定されていないと、靴の中で足が前に滑ったり横ブレしたり靴ズレの源因になるからです。
サルヴァトーレ・フェラガモも「出来るだけ狭い幅の靴を履こう」と言っています。
2017年5月11日 12:04 PM | カテゴリー: コラム